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女性のビジネススタイルを定番アイテムでコーディネート!

ラグジュアリーブランドのPR&ブランディング、店舗、MDのプロデュースを行うOens(オーエンス)を設立。上場企業のオーナーのパーソナルスタイリスト、雑誌「HERS(ハーズ)」では通販商品のディレクターやスタイリング等をなさっている髙橋みどりさん。今回は、働く女性のコーディネイトについてレクチャーしていただきました。ビジネススタイルにどのようにトレンドをプラスするか、よりオシャレに見える"ヌケ感"のあるラグジュアリースタイルの作り方などをわかりやすく解説していただきました。

Photographs: Kazuo Shimamoto(BAARL)

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サルト 檀 女性のビジネススタイルは、男性と違って年齢、職場によって千差万別ですが、髙橋さんのお考えになるビジネススタイルの基本軸は何かございますか?

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髙橋 まずは、サイズが合っている事ですね。単純に身体のサイズに合っているという事だけではなく、スタイルや着こなしに合ったサイズ感というのもあると思うのです。 個人的には、軸になる服を決めたら「これは少しタイトにしてスッキリして着たい」とか、「ゆるくモード感覚で試したい」といった風に考えてサイズを微妙に変えています。 だから私はいつも同じサイズを着るという固定観念にとらわれないようにしていて、前後のサイズも必ず試着するようにしているんです。 特にパンツは入念です。お店のスタッフの方の意見を聞きながらフィッティングルームでいろいろな方向から自分を見て「ウェストとヒップはちょっとユルいけどワタリからスソのラインが歩いた時に奇麗!!この下のサイズだとドレープ感がイマイチ...」という感じです。

 歩いている時のライン、シルエットまでお考えになっているのですか!?サルトでは、立ち姿や座った時の着心地やシルエットに気を使ってピンを打たせていただいていましたが、これからは歩いていいただいた時のシルエットもチェックしてみたいですね。 おっしゃるとおり服が見られている瞬間は、実際歩いている時の方が多い。男性もビジネスシーンで颯爽と歩いているのに、パンツがパツパツやユルユルだとエレガントではないですよね。

髙橋 そうなんです、私は「動いて美しいシルエット」が大切だと考えています。 今回履いているBRUNELLO CUCINELLI(ブルネロ クチネリ)のパンツは、一見とてもタイトなシルエットに見えますが、実は腰周りは程よくゆとりを持たせています。 特にヒップのラインはこだわっています。ピタピタではなく、体型を程よくカバーしつつもスッキリ見える様にサイズ選び、試着にはこだわっています。 それでいてワタリから裾に掛けてはシャープ。 ジャージ素材なので細いところもきつくないんですよ。 これなら、颯爽と歩けますしヒップの見え方もエレガント。

 後ろ姿って見落としがちですよね。サルトでも必ずパンツやスーツのお直しの時は必ず後ろ姿も確認していただいています。 車もそうですが、見られているのは後ろの方が多いため、バックスタイルの印象って重要。 今回の髙橋さんの後ろ姿も完璧ですね。 ジャケットの丈感が抜群に良い。

髙橋 ジャケットは、GianFranco Bommezzadri(ジャンフランコ ボメザトリ)のオーダーですが、私はそんなに身長がある方ではないので、着丈はヒップが四分の三くらい見えるくらいに仕上げてもらいました。最近の物は、かなり着丈の短い物が多いようですが、短すぎると体型をカバー出来ないし、ちょっと若作りしている感がでてしまうので...

 今回のコーディネイトは、パンツもジャケットもベーシクなアイティムですが、クラシックな感じがしないのはどこに秘密があるのですか?

髙橋 基本的には靴とバッグ、アクセサリーで上手くトレンドをプラスするのが基本。TOD'S(トッズ)のロングブーツもフラットなのでスポーティーさが新鮮です。 ネックレスはハワイアンジュエリーのKoa Nani(コアナニ)の作家ものです。

 ジュエリーの使い方一つで雰囲気ってかなり変わりますね。ここがラグジュアリーブランドのダイヤ入りだったらコンサバすぎますよね。女性誌で良くいう「ヌケ感」がない。 完璧&ゴージャスすぎるのは、今の時代感ではないような気がします。

髙橋 女性の管理職の方に多いのですが、ラグジュアリーブランドの定番のコーディネイトに頼りすぎると、その方のキャラクターが見えてこないですし、5年前と同じイメージに見られてしまうことも。 ファッションは、錆び付かない方がいい!あえてルールを崩すくらいの着こなし、アクセサリーの選び方をしても良いのではと思います。 日本のアラフォー&アラサー世代は、プライスやブランドに固執しないで服やアクセサリーをミックスすることをもっともっと楽しんでほしいですね。 自分がルールやスタイルを持てるようになれば良いのではと思います。 とは言っても相手に対して失礼のない様に気を使う事は忘れずに。

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 今回の髙橋さんのアドバイスは、女性だけでなく男性のビジネスファッションについても当てはまる事が多いですね。参考にさせていただきます。

お直しポイント ジャケットの着丈は、ヒップラインを奇麗に見せる重要な部分。前身の着丈は注意しますが、後身の長さは前美の流れで...と曖昧にしている事が多くありませんか?実は、1cmの違いで後ろ姿が激変します。
ジャケットの着丈詰め 6,000円〜

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最近の髙橋さんのマイブームは「ネイビー」。靴は、ちょっと60年代調のデザインで深いネイビーのものを最近購入。L'AUTRE CHOSE(ロートルショース)のもの。グレーやベージュ、ブラウンの服との相性が良いそうです。

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時計はGIRARD-PERREGAUX(ジラールペルゴ)。メンズライクなクロノグラフで変化球を付けたかったそうです。デザインはメカニカルですが、サイズはボーイズサイズにする事で腕に付けた時に馴染む工夫が。

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ネックレスはVENDOME AOYAMA(ヴァンドーム青山)と雑誌HERSのコラボ企画のコットッンパールのネックレス。シーンを選ばず使えるのと、重ね付けしても重くならないのでビジネスシーンでも肩がこらないのも嬉しいポイント。出張のときは必ず持っていく物の一つ。

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髙橋 みどり Midori Takahashi

Oens代表/イメージングディレクター
法政大学法学部卒業。テレビ朝日の女性向け情報番組のファッションレポーターとして活躍後、株式会社ジュン アシダ、株式会社メルローズの企画部販売促進担当としてプレスの仕事を確立する。ファッションショー、カタログ制作、雑誌のタイアップ、貸出業務、イベントの企画などの仕事を担当。
1990年のバーニーズニューヨーク日本進出に伴い転職。一号店のオープンスタッフに加わり、宣伝部ジェネラルマネージャーとして宣伝、PR、プロモーションなどに関わる。
1997年には、ジョルジオ アルマーニ ジャパン株式会社広報室長になり、宣伝PR、プロモーション、VMD、広報の統括を行う。
2000年株式会社サザビーリーグの子会社、株式会社エストネーションを設立。エグゼクティブオフィサーとして、プランニング、宣伝PR、マーケティングの統括を行う。
2004年から2005年までは六本木ヒルズの店長も兼任。
2005年6月に独立し、Oens(オーエンス)を設立。
人、企業、ブランドを応援したいという思いから、ブランドのPR、マーケティング、商品・店舗活用プロデュースだけでなく、原稿執筆、セミナー講師など活躍の場を広げている。
著書『アルマーニに学んだ仕事で輝くために大切なこと』(あさ出版)
『働く女性のワードローブ おしゃれの教科書』(講談社)
『大人おしゃれのルール FASHION RULE BOOK』(講談社)
『デキる男のお洒落の極意』(講談社)
オフィシャルブログ:http://www.midroom.com
HP:http://www.oens.net/