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column


こういったシリーズ化してしまったものに従事しだしますと、その間におこったエピソードなどが書きづらくなってしまいますから、そういったアップトゥデートなエントリーができなくなってしまうものです。
まぁ、別に私からそういった極最近の情報が欲しいという人がいるのかはわかりませんがね。
ただいまSRCでは約70年前に出版された本のお話をしております。
いやはや、イギリスも寒くなってきております、お世話になっております、をさないです。
さっそく、当時のバートンを振り返る作業に戻るといたしましょう。

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バトルドレスの検品。
ヴィンテージの洋服でよく"デッドストックがうんぬんかんぬん" と謳われますが、未だに良く出てきますよね?
あれはどういった経緯でブランドはそんなに大量の不良在庫を抱えていたのでしょうかね?
こういった検品にはじかれた物なのでしょうか?または売れ残りなのでしょうかね?
ジーンズなんて未だに出てくるわけでしょう?
まぁ、いまでもとんでもない量の洋服が廃棄されているわけですから、余剰生産はいつの時代も変わらないのでしょうけども。
石油みたいに、もう無くなるもう無くなると言われてるように、デッドストックのビンテージジーンズも本当に無くなるのか?なんて思ってしまいますよね?
実際買っても履いたら終わりですから、みんな結局履くのが怖くて、マーケットをふわふわと浮遊しているのかもしれませんよね。
私も一本、貴重なジーンズがずっとタグ付きのブランニュー状態で眠っておりますよ。ホント、こういうのってどうすればいいのでしょうかね?


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日本の零戦やアメリカのB29など私でもしっているような戦闘機のほか、様々な物が世界にはあるようですが、イギリスのもまた有名ですよね。
スピットファイアーっと呼ばれるやつですよね。これも私でも知っているくらいですよ。
どこの国の機体にも愛称とかがあったみたいですよ。この写真の機体はバートン社から国に寄付された物だったために "モンテーニュ・ビー"と呼ばれたみたいです。

アメリカのB29、対日機体には"チョットマッテ"と呼ばれる日本語がつけられた機体とかもあったみたいですよ。

今戦争があったら、確実に高須クリニックの高須先生は数機は国に寄付してくれるでしょうね(いや、人を殺すものを先生は寄付しないかな。)
そうしたら、どんな愛称をつけたらいいでしょうかね?
"鬼二重" とか"鼻神" 等の、シンプルかつ昔の愛称を踏襲し、且つ高須クリニック的な名前にするのが良いでしょうか?
それともシリコンとかプロテーゼとかのカタカナをふんだんに使った今風の物にするのが良いでしょうかね?
ま、ありえないでしょうけどね。

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宣伝カーっというやつでしょう。
War Timeとか、Post War とかいう言葉がみられますが、皆様にももうおなじみなCC41タグがつくような時代のものですね。
40年代のダブルのスーツを手に入れられた強者の方もおられるでしょうか?
そう簡単に状態が良くて自分にもしっくりくる一着は見つからないでしょうが、見つかった方、どうでしょうか?
"格好いい物"というのは、まぁ世界に数あるとは思うのですけど、その一つが40年代のダブルのスーツですよ。
スタイルは永久に不滅ですと、当時の長島さんのごとく声高に語られることをしばしば聞きます。40sのスーツも無論今に通ずる確固たるスタイルがあり、私は常に格好いいと思っておりますが、街中で着たら、それなりのコスプレ感も絶対にあるわけです。誰も持っていませんからね。
スタイルだ云々いったところで、今の空気感を纏わずには結局コスプレだ云々言われるわけですよ。
何をどういってみたところで体の良い言葉遊びですからね。
ファッションとかスタイルとかよくわからないというKOBM(以前を参照)の皆様には関係ありませんかね。
まぁ、とりあえずこういったスーツが手に入れられたと言う人は運が良いとしか言いようがないですよね。
サイズが良くないとスーツは着れないですから、501XXの方が比較的簡単に手に入るかもしれませんね。好きな人はがんばって探してみてください。

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こう見たらわかると思いますが、完全にハンドメードですよね。
ファクトリーメードには私もそれほど詳しいわけではありませんが、こういったハンドメードのファクトリーはいま世界にどれほど残っているのでしょうかね?
無論、この規模のファクトリーはもうこの世界には存在しておりません。

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これはまた小さい写真ですみません。
上の写真はテーラー達がビスポークジャケットを作っています笑。
とんでもない人数です。
今のサビルロウの地下で見る光景を東京ドームで見る感覚ですよね。

下の写真は3000人規模のワークショップを増設したときのもの。
バートンは大きなファクトリーを何個も持っていたのですが、メインは世界一といわれたハドソンロード。その4つ目の大ホールワークスペースがこちら。
これは1940年に戦時需要が増えたためです。


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これは同様にハドソンロードミルの生地を検品する部署。なにか未来を感じるスペースですよね。
このような検品は現在では生地を生産、管理しているブランドがやっているので、洋服ブランドが生地をこういったレベルで検品することはないでしょうね。

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ついにきました世界一大きなワークルーム。ちなみに"コートメーキング・ルーム"です。もちろんハドソンロードミル。
これは嵐のコンサートではなくて、ジャケット作ってるだけです。
この部屋にあの有名な、"モノウルッテレベルジャネーゾおじさん" を連れきたらなんて言ったでしょうかね? やっぱり、"物作るってレベルじゃねーぞ!"と一喝してくれるでしょうかね?
ちなみに、このハドソンロードミルの一つのファクトリーだけで11000人の人が仕事をしていたのだから驚きです。
どおりで8000人が同時に食事できる食堂が存在するわけです笑
一分間で1000カップのティーが用意できるのにも合点がいくでしょう。
当時はそれほど、スーツが日常的に必要だったというわけです。