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column

いやはや、いい加減肌寒くなってきておりますイギリスより、お世話になっております、をさないです。

今回はあまり過去にも紹介してこなかった、フランス物なんてのはどうでしょうか?
良質なフランスのサルトリアルなものも何着か手元にありますから、機会を見つけては今後も紹介していくつもりではあるのですけど、中々前に進まないのですよね。ご了承ください。
フランス物で言ったら、パリの某Cのレアなヴィンテージスーツとかもあるのでさっさと紹介したいのですけどね。まぁ、気長にお待ち下さい。

今回はスマルトのトラウザーズです。

スマルト
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スマルト


雰囲気は70sって感じですけど、実際は86年製。完全に70sを引きずった感じで間違いはないでしょう。
100%シルクシャンタンのトラウザーズですよ。ファッション都パリならではのオーダーでしょうかね?
一体どれほどの人がこういったオーダーをするでしょうか?
おしゃれですよね
手作業の多いTheハンドメードといった仕事ですね。

70sど真ん中であればフラットフロントが王道かもしれませんが、こちらは2プリーツ。このへんからも若干ツイステッドなオーダーだったのだと推測できますが、皆さんはどう感じたでしょうか?

膝上からストレートに落ちていると、実際に履いていると若干フレア気味のブーツカットを履いている感覚にもなるものです。普通のパンツは裾に向かうにつれて徐々に窄んでいくものでありますからね。
その窄み方が極端であればクロップドと言われたりテーパードと言われたりするトラウザーズになるわけです。

今の空気感で言いますと、極端なテーパードはちょっと古臭くなってきているようですから、少しナチュラルなテーパード物を選ぶほうがいいのかなぁとは思います。
旬なところだと本当はがっつりワイドなのでしょうけども、年配の方だとちょっと気恥ずかしいと感じるかもしれませんね。特に若い世代なら問題なくワイドを選ぶのでしょうけども。

こういった、70sのストレートカット、ブーツカットのトラウザーズも今後、確実にリバイバルするでしょうから、どのような現代的な解釈でリバイバルするのかは楽しみですよね。

リゾートプリントの開襟シャツなんかを着ている人も多いですから、直ぐそこまで来ている感じもします。

やっぱり70sのようなハイウエストは難しいのかなぁっとは思います。もうストレッチの効いたパンツになれたマス層にハイウエストは難しいでしょうね。ファッションに自信のある方は是非ハイウエストにもトライしてもらいたいですけども。

この手のトラウザーズを着こなすには丈が重要になってきます。ブーツカットが短いほどダサいことはないですからね(まぁ、そのダサさを敢えて狙うという今のGUCCI的な攻め方もできますが、ビスポークを嗜むオーセンティックなスタイルを好む人には難しいでしょう。)
地面から1〜1.5cm位上、ヒールのあたりでウェルトにかかっている位の感じがベストの丈でしょうか。できる限り長めにとってあげたほうがいいと思います。
もちろんそうなってきますと、ジャケットも気持ち長めになります。
このあたりのコーディネートでセンスが出るかもしれませんね。
既成品では着丈が長いと袖も長くなりますから、その袖だけはいつもと同じように調整されていると、分かる人が見ると、"洒落てるなぁ〜っ"となるわけですね。

ちょっと極端なお話をしますとね。時代ごとのファッションがありますから、今巷で提案されている洋服たちはどう組み合わせても意外と上下でバランスが取りやすいんですよ。
クロップド丈のスキニーパンツが全盛であれば、大体のジャケットもまたそういったスタイルがハマるように計算されて作られる訳です。(よほどエッジが効いているアイテム、または感覚が明らかにずれているアイテムももちろんありますがね。)
ヴィンテージショップでショッピングするとなるともうゼロから自分で組み立てなければならないわけです。まぁ、そのあたりが面白いわけですけどね。

今回のような、まず今、誰も履いていないようなトラウザーズに "お、渋いな、ちょっと攻めてみようかな!" と思い、挑戦してみたものの、もしかしたら手持ちの洋服では全然しっくりこないかもしれません。
けど、ヴィンテージショップなんかに行って、あーでもないこーでもない言っていると意外と相性の良いアイテムが見つかったりするんですよ。

こうやって人は沼にはなっていくのですよね笑。

もうこの際、ある種、修行のような形で、絶対に今着ている人が居ないようなアイテムを一つ選んで、それを中心にコーディネートを考えてみてください。それがバッチリハマったときは、それがどれだけトレンドから離れていようがカッコいいものですよ。

あ、気をつけてください、そこ、完全に沼ですからね。