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column


なぜかシリーズ化してきました、ゴム引きコートのお話しですが、皆様も一着くらいはお持ちでしょうか?

ゴム引きコートは本格ヘビーデューティ仕様の重たいコートしかないのかと言われれば、もちろんそんなことありません。
むしろ、そんなことないコートの方が広く知れ渡っていると思いますし、ある程度はタウン仕様になってくれないと今の時代ですと売れるはずもないことでしょう。

とりわけそんなコートを最近はスプリングコートではなく春コートと呼ぶとか呼ばないとか?
もうシーズンは英語表記にしないで日本語に戻すのはどうだろう? なんてどこかで真剣に会議していたらおもしろいですよね。
今後英語を徐々に日本語に戻していくのがトレンドになるかもしれませんから、(もうなっていますかね?)不明瞭なファッション業界のカタカナ英語は一度しっかり日本語訳を頭に入れておいた方が今後の時代の波につまずくことなく乗れるのかもしれませんね。
活字にしたときにも漢字だと印象が違って見えるというか、バエルというか、そんな感じなのかもしれません。
"スプリングコート" じゃもうバエませんからねぇ。東京の人にとっては田舎のデパートの4,5階感ですよね。"新生活応援スプリングコートフェア!"的なかほりが香ってきますかね?
そういえば、デパートを百貨店と言おうフェアもありましたね。
こんな事言い出したら、"厳密にはデパートと百貨店は別物ですから!"、といいだす人達が出てきて、彼らに命狙われるかもしれませんから、ちょっと発言にも気をつけなくてはなりませんよね。
いやはや、本当に物騒な世の中になりましたね。

注意を払って見てみますとオシャレなお店で "スプリングコートフェア!"はもう無いのかもしれませんね。正直、イギリスからでは分かるはずもないので適当に言っていますけどもね。

次の言葉を探そうにも、きっと今春一番オシャレな言葉でも"Aラインのステンカラーコート"が関の山でしょうし、そしてこの言葉の謎の既視感。
やはり欲しい新ワード。

ということで、きっと東京のオシャレな人達がモノの少ないオシャレな会議室で

"スプリングコートのスプリングって、春って意味っすかね?バネって意味っすかね?"

"春って意味だってむかし先輩が言ってたよ。20年前は良く着たものだよ。"

"それじゃ、春コートってどうっすか?"

"新しいね!"

多かれ少なかれたぶんこんな感じだったのでしょうね。

正直、そんな話はどうでも良いのですよ。

お世話になっております、をさないです。

今回のコートは私のではない、アリスのコートですが、昔古着屋で見つけて私がプレゼントしたモノです。

サルト_ゴム引きコート

サルト_ゴム引きコート

サルト_ゴム引きコート

サルト_ゴム引きコート

サルト_ゴム引きコート

サルト_ゴム引きコート


こんな感じのDAKS別注Mackintosh。無論古いモノなので八木通商さん以前のモノですね。
DAKSの話は止めておきましょう。日本語のWikiページもあるようですから、そこら辺を参照してください。

このコートはとりあえず軽くてモダンなタウンユースな一着なので、昔のモノやミリタリー物とはそもそも袖を通したときの感覚が全くの別物です。
簡単にゴム引きのコートと言ってもその振り幅は結構あるわけです。

まぁ、特に女性モノですしね。

実は私もMackintoshのレインコートは持っているのですが、ゴム引きではなくヴェンタイルの一枚仕立ての簡素なモノです。
袖裏以外ノーラインですべてヴェンタイルで作られたものです。まぁ軽いです。レインコートなのですが、モダンな設計で結構細めな八木通商初期といった感じのものですかね。

同じMackintoshと言ってもライトウエイトのゴム引きとヴェンタイルではドレープ感が違いますから、全く別物なので比較できませんが、ヴェンタイルの方が扱いやすいですよね、正直(小声)。
ゴム引きは先に紹介した一着もあるのですが、快適に着られる気温がまるで違いますから、レインコートといっても二つ持っていても困ることはありません。
春夏秋冬で4着持っていても良いのではないでしょうか笑?

とりわけ、このDAKS別注もなかなか格好いいモノです。

大胆にオーヴァーラップしたフライフロントもインパクトありますよね。後ろも綺麗ですし、パターン自体も綺麗です。

一度、アリスが雨の日にロンドンに行き仕事の受け渡しで大体すべての取引のあるカッターさんの所へ出向いたときに、すべてのカッターさんにもれなく "
良いコートきてるね〜"と言われた、と帰ってきてから話してましたね。
そんなときはプレゼントしたこっちの方が嬉しくなってしまいますよね。

アリスは格好良く着てくれるので、プレゼントのしがいもあるのですけど、あげてから一度も着てもらってない物もありますから、その辺は私も女性の好みを勉強しないといけませんよね。