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column

先日ロンドンのガゴシアンで始まった村上隆さんとヴァージル アブローの展示会 "Future History"
ロンドンにいくスケジュールの都合でまだ行ってませんが、期間中に一度は訪れようと思っております。
Davies Streetは個人的には思い入れがある場所ですし、如何せんメイフェアですから、サヴィルロウとは目と鼻先の距離感ですので行きやすいのですよね。
お世話になっております、をさないです。

こういうのも好きなの?と疑問に思われる方ももしかしたらおられるかもしれませんが、私は基本ユースカルチャーは好きですし、若者のエネルギーは常に刺激的で魅了されてしまいます。
プレミアのついた高価なスニーカーを履いて若者達とつるむことはないのですが、いつの時代もシーンを作るのは若いエネルギーだと信じております。もちろん黒幕に大人達がいようがご愛敬でしょう。

今回のムラカミxアブローはユースカルチャーとは関係なくコンテンポラリーアートなのですけど、アブロー人気は明らかに今の若いエネルギーと結びついておりますし、ムラカミさんもそんなストリートカルチャーに引き寄せられた印象はありますよね。

もしかすると"反逆"という二人に共通するものが引き合わせたのかもしれません。
そもそも村上さんは日本を代表するポップアートの人という印象がありますが、どクラシックな日本画を大学では専攻していたような人だったのですよね。
私は芸術の評論家でも何でもないので、村上さんについて詳しく知りたい人はそういった本でも読んでくれればいいと思いますが、"体制への反逆"が今の村上さんを作り上げたわけです。
アメリカの黒人文化はある種、"反逆"がその中心にあったりしますから、そういったところにシンパシーがあったのかもしれません。

まぁ、お二方のブランド力が商業的に結びついただけかも分かりませんが、その辺は個人個人で解釈していけばいいでしょう笑

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兎にも角にも、400枚限定でTシャツが販売されるというアナウンスがあったので、買う買わないは置いておきまして、どんなことになるのか興味はありました。
そして、購入方法は事前にチケットを購入し、当日の時間内に(確か午前中から13時くらいまでの4時間くらいだったはず。)シャツの引き渡しを行うというモノでした。
チケット購入者だけに引き替え場所がメールにて案内され、当日はチケットを購入した本人のみが身分証明書を持参してアイテムを受け取れるシステム。複数個の購入が発覚すれば購入はキャンセルになるという徹底ぶりでした。

そしてその代金は£288。大体45000円と言ったところでしょうか。

それでも無論、転売は始まっていてeBayでの取引額は今のところ£500辺りのようです。
本当に欲しい人に行き渡って、オークション数が減ってからちょっと値段は上がるかもしれませんが、当日ロンドンに行けないけどどうしても欲しいという海外の人間はいくらでも出すのかもしれませんよね。

さてさて、それではその£288は果たして安かったのでしょうか、それともやっぱり高かったのでしょうか?

皆様はどうだと思います?

そもそも愚問でしょうか?

冷静に考えるとモノの価値って実際、主観的に見ても、相対的に見ても安いとも高いとも言えてしまうんですよね。

明らかに高価なモノでも、いろんな言葉をとってつけて"安い!"って販促されているものはその辺に腐るほどありますし、ファッション業界はそれがデフォルトですから。

Tシャツなんてその辺で500円で買えるわけですから、45000円は明らかに高い。
しかし実際10万円弱で転売可能なTシャツであれば45000円は明らかに安い。
転売を考えていなくとも、村上さんが作ったフィギュアが一体何億円もすることを考えると氏の作品を45000円で所有できるのなら安い

私がチケットの販売をウェブサイトで確認したときはまだ購入可能だったので、"意外と買える物なのね、" と思いましたが、ロンドンに行かなくてはいけないことと、忙しいのに仕事の手を止めなければいけないこと、当日は列を作って待たなければならないという事実がありましたので、購入はしませんでした。
値段以上の事情もあり見送りました。


もしも買ったら専用の額か何かを注文して壁に飾ろうかとも思ったのですけどね。
着る気はそもそもありませんでした。
エディションとはいえ、ムラカミさんの作品を所有できるチャンスなのかなぁとは思ったんですけどね〜。

>>>つづく