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SARTO

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column

誰かが最近こんな疑問を投げかけていました。
"学校って本当に必要だろうか?"

例えば、ファッションなんていう物を大学でやる必要はあるのであろうか?
CSMの先生は授業中に"ファッションなんて勉強してもどうしようもない" とはっきりと言ってくれるらしいですが、皆様はどうおもいますか?
大学レベルの場所であれば、教育機関としてもそうですが、研究機関としての役割が強いですし、自分の興味のあることを追求できる時間と場所を与えてくれる場所ですから、あなたの使い方次第で良くも悪くもなってしまうと思います。

今現在の小学校、中学校の教育も私が通ってきた時と比べれば随分変わっているのだと思いますが、色々な話も聞きます。
公立学校の教育にどこまで親がつっこむべきなのでしょうか?そして、どのレベルまで期待しているのでしょうか?もちろん、べつに私立だからと言ってどうなのでしょうか? そういった選択は親の満足感、はたまた宗教じみた学歴への信頼感でしょうか?

別に学校が変わろうが、自分の子供がウサイン・ボルトになるとは思いませんし、イチローにもなり得なければ、羽生善治にもならないでしょうし、アインシュタインにもならないでしょう。
なる可能性が1%でも増えるというのであれば、それに投資するのもわるくはないかもしれません。
自分のやりたいことは意外と大人になってからも変わることがありますから、子供の将来の選択肢を増やすためには高水準の教育(ブランド学校)を与えておけば間違いないのかもしれません。
しかし蛙の子は蛙にしかなりません。
良い大学を出た蛙か、出てない蛙です。

学校は勉強以上に人としての社会性を育む場所であると思いますから、国公立学校が教えるアカデミカルなことには別段意見はありません。

社会には競争があり、締め切りがあり、いじめがあり、差別があり、汚いことから綺麗なことまですべてがそろっている大海なのです。
お父さんもお母さんも助けてくれません。
それを経験できるのが学校だと思います。

あなたはその大海を持前の学力で航海していくかもしれません。持って生まれた身体能力を使うかもしれませんし、クリエイティビティかもしれません。もしくは類い希なコミュニケーション能力で仲間と共に航海していくのかもしれません。
そういった能力に子供達はどこで気がつけばいいのでしょうか?
手っ取り早く学校にでも通っておけばいいでしょう。

イギリスでも私立(パブリックスクール)か?公立(ステイトスクール)か?(アメリカとは呼び名が異なりますのでお気を付けください。)などは良く議論されるので今回は少し影響を受けてしまいました。

正直私は自分の子供にはある程度の社会性を学校で身につけてくれさえすればその他の教育には全く文句も興味もありません。社会性や友達の作り方は親では教えられませんからね。

あくまで私の一意見でした。

お世話になっております、をさないです。

少々コントラヴァーシャルなことに踏み込んでしまいました。皆様も個人個人意見はお持ちのことでしょう。
飲みの席かなんかで仲間と話してみてください(笑)

余計な話が長かったので、サクサク行きましょう



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前回の続きのようなアウトフィットですね。
トップハットにボディコート、グレートラウザーズ、ステッキまたはアンブレラ。
トラディショナルなイングリッシュ・ジェンツのアウトフィットです。
非の打ち所もありません。


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さすがにもうノークエスチョンでしょう。
もちろんお分かりですよね?

ライディングアウトフィットです。
手に持っているのはホースウィップですね。足下にはスパーズがついています。
左はよく見るライディングコートですね。赤色の物と黒色の物をよく見ると思います。イラストを見る限り赤でしょう。フォックスハンティング・レッドコートなんて言われたりもします。馬に乗りながらハンティングします。

右側はもうご存じのカヴァートコートですよね。格好いいコートですよね。こんなコートは今着ても格好いいと思います。

左のラペルを見てもらうと分かると思いますが、ゴージラインのアングルは足元にむかうほどのほぼ垂直に近いアングルになっていますが、実は昔のジャケットのラペルのアングルはこんな感じです。それ位Vラインをコンパクトにまとめるのがアンティークの雰囲気であったりしますね。


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これはまた随分ドレッシーなアイテムが登場しましたよ。
右のコートはトムフォードのブランドタグがついたら3百万円は簡単にしてしまいそうです。
このフロントの仕様はなんと呼ばれるかご存じですか?


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"Frog(フロッグ)"と呼ばれます。

フロッグ・ファスニング/フロッグドフロントなど、そんな感じです。これを取り付ける作業はフロッギングと呼ばれます。
カフ、ラペル、フロントエッジはきっとアストラカンでしょう。
スリーブも非常にボリュームがありますしライニングはもしかしたらファーラインかもしれませんね。毛皮のライニングです。そうなりますと、トムフォードだと一千万円しますよ、きっと。
しかしみてください、この涼しげな顔。
クオリティクローズにはやはりクオリティフェイスですよね。


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もう冬といった感じですね。
左の人が持っているのはブランケットでしょうか?
ハンドルかついていますけど、これはレザーのストラップにハンドルがついたアイテムがあるんです。
2ストラップで運びたい物を縛って(ベルトのような感じで)あとはついているハンドルで運ぶといった感じです。
ヴィンテージのルイヴィトンでもこういったアイテムを見たことがあります。
それがブランケットを運ぶのかどうなのかは不明でしたけど、あまり使い勝手が見いだせなかったのでスルーしたアイテムでした。
帽子はロシアのファーハットっぽい印象ですね。

右はフロック・オーヴァーコートのようです。
聞き慣れないかもしれませんが、造語ではありません。しっかり存在致します。


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テールコートですね。
良くも悪くもそのまんまです。ホワイトベストにホワイトタイではなく、ブラックベストにブラックタイですね。夜に映えそうなアウトフィットです。

昔のお葬式でも燕尾服に黒いタイ、要はホワイトタイのドレスコードをシャツ以外は黒にして参加しているのを見たことがある(気がしている)ので、そういった弔事もあるかもしれません。
私も今更ですが、この手の歴史家ではありませんから、他言する際はダブルチェックの方怠らずにお願い致します。

まぁ、着る事無いでしょう。


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昔の人は小さい子供のイラストがすこぶる下手ですよね。
こういった子供の衣装は"ジューヴィナイル・ガーメント"などと呼ばれます。
ようは少し畏まった子供服の呼び方です。
それにしても、後ろにみえているホースヘッドと車輪は何なのでしょうか?
完全に恐怖しか覚えませんが、手綱を握っている子供の顔は合コンに現れた馬主くらいに自信満々です。もちろん今日もお持ち帰りです。


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左はダブルのボディコートですが、右がいわゆるリーファーですね。皆様もリーファーというものに慣れてきたでしょうか?
ブレザーとは呼べないですし、ピーコートと呼ぶには洗練されすぎています。それではリーファーと呼んでおけばいいわけです。
ダブルのラウンジジャケットと呼んでも良いでしょうが、単語が長いと思いませんか?
そういったことです。


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これらはもう私の扱う範疇を超えておりますね。
あまり詳しくは語れませんし、SRCの読者の皆様には興味のある方も少ないでしょう。
女性のコスチュームをもう少し詳しく調べたいのであれば、"クリノリン"または"フープスカート" あたりがこういったシルエットのスカートの名称ですから、調べてみてください。
中にフレームが入っていたりしますよ。


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ちょっと今までのイラストとは趣向が違いますね。
もっとテクニカルな物ですし、ボディコートのアッパーコンストラクションを簡単に表していますが、非常に古い物ですから普通の人はこれを参考にはしないでくださいね。
これは極端に今日の物とは異なるのですが、100年くらい前の昔のジャケットと今のジャケットで何が一番違うかと言いますと、普通はショルダーラインやアームホールと言いたい所なんですが(もちろん今とは全然違いますよ)、実はその肝はバックネックにあります。
詳しいことは今は止めていきます。いずれ詳しく話したいところではあります。
簡単に言いますと、バックネック巾(ウィズス)が極端に狭いのです。これが実はアンティークルックのキーポイントなのです。
それではなぜそんなに狭いのか?

止めましょう。長くなりすぎましたし、テクニカルすぎるので、さほど皆様の興味も無いところでしょう。


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これもライディングアウトフィットですが、前回のよりもお堅い感じがしますね。
スポーツと言うよりユニフォーム感があると言いますか、どうでしょうか?

別に私もたいした事を知っているわけではありません。こんなものです。