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今回は簡素な作りでありますが、その完成度の高さから人気も高い通称 "15B" コート と言われる いわゆる"ダッフルコート"を紹介してみましょう。

オーヴァーコート_サルト

オーヴァーコート_サルト

タグにも書いてあるとおりOvercoatで、間違いありませんよね。
"オーヴァーコート"と言っておけば間違えることは無いわけですから、肩肘張らず,
難しい専門用語を使わず、そう呼んでおけば良いという一つの回答のようなものでしょう。

もちろん、ディテールなどを鑑みるとダッフルコートと呼んで間違いないでしょうし、ヴィンテージディーラーさん達もGPOダッフルコートとかNavalダッフルコートだとか呼ぶ事もあります。
すべて間違いでは無いように思います。
このようなアイテムは色々な部署に支給されたわけです。そのなかでも有名なのはG.P.O.(ジェネラル ポスト オフィス)だったようですね。

ポストWW2のアイテムですから、そこまで古い印象はありません。
本格的なダッフルコートは以前も書いたように"ダッフル"で作られたドラブカラーの物が本来そう呼ばれるべきですから、そう考えるとトグルがつけられたコートをそもそもすべてダッフルコートと呼ぶべきかどうかの方が議論になるかもしれません。
タグを見ればお分かりの通りOvercoatでいいわけですけどね。

ここら辺のアイテムはタグのサイズ表記が当てになりませんから、すべて自分で試着して確かめなければいけません。
自分のサイズは別のアイテムのサイズ2だからといって、次のアイテムがそうだとはいえないのが、ここらへんのヴィンテージアイテムの難しいところでもあるでしょう。

オーヴァーコート_サルト

オーヴァーコート_サルト


実はこの15Bは手元に2着ありまして(実はけっこう見つからないアイテムなんですよ。)、もう一着は当時の士官(?)がJames Smithに特注した15Bでして、タグがビスポーク使用の物なんですが、ちょっと取り出しにくい場所にしまい込んであるために写真がアップできなくて済みません。。。
なぜ、彼がビスポークしなくてはいけなかったかというとサイズがXXXXLくらいあるんですね笑。ビスポークとはいってもアイテムがアイテムですからざっくりビスポークです。
確か、チェストサイズが余裕で50インチ以上あるような物で、アケボノさん、もしくは小錦さんが着れるようなサイズ感なんですね。
珍しかったので手を出してしまったのですが、邪魔で仕方ありません。
とりあえずデカイ。びっくりしますよ。
広いスペースがあれば飾っておきたいくらいです。

オーヴァーコート_サルト

見た目が非常に端正でスマートです。
それが人気のある理由でもありますが、玉数が少ないので、自分のサイズを見つけるとなると少々骨が折れるかもしれませんし、状態が良いモノを選ぶとなると余計むずかしいでしょうし値も張ると思います。
ですけど、近年のオーヴァーガーメントのインフレ感を鑑みますと安く感じられるかもしれませんね。
既成品もびっくりするくらい強気の値段設定ですよね。
質の良いヴィンテージガーメントを見つける方が懐に優しいでしょうが、その発掘する時間を考えると相殺されてしまうのかもしれません。
私ははその時間が楽しいタイプですが、最近はショッピングにも行けておりません。

オーヴァーコート_サルト

王道だとは思いますが、このようなカジュアルなヨットキャップのようなものを合わせてしまいますね、私は。

色は黒っぽく写っていますが、ネイビーです。

いくらヴィンテージ物が好きでも本物のWW2ダッフルをスマートに着るのは難しいものです。このアイテムは比較的アーバンな雰囲気が強いですから少なからずとも今の街にも溶け込めますし、コーディネートも楽でしょう。比較的着やすい"本物"のヴィンテージアイテムでした。