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column

私たちは気づけば沼に生かされ そしてその沼に殺されているのかもしれません

沼と共に生きる

そんな暗い生活をしてまいりました
あるときは笑い またある時は泣いていました
理不尽に怒りをぶつけることもありました
都合の良いように利用したこともありました
だけどあなたは沼
私は人
わかり合うことも混ざり合うことも出来ません
だから私をゆっくりと飲み込んで欲しい
私が愛した沼だから

お世話になっております、ポエマ− をさないです。

今、皆様に衝撃の事実をお教え致しましょうか?
実は詩人はポエマ−ではなく、ポエット(正確には"ポウイット")なので、ポエマーという言葉は英語には存在致しません。
私は詩人ではなく、ポエマーという訳の分からないものなのかもしれません。

いきなり沼ポエムからはいってもこのSRCの読者の皆様は別段驚く様子も見せず、平常運転であったでしょうか?
続いておりますライカのお話もこれが最後です。
もう少しの辛抱でございます。


ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト

これは何だと思いますか??


(小休止)



これはビューファインダーの倍率を上げるアタッチメントです。
一応このエルマリートには通称"メガネ"と呼ばれるビューファインダー越しの世界を大きく見せてくれるマグニファイアーが付いているのですが、それでも足りない。
恥ずかしいですが何度も言いましょう私の視力+眼鏡(視力矯正)では135MMのF2.8のピントが合わない。。。。
と泣く泣くこういったアタッチメントを使っております。

写真を撮るために、メガネ付きのカメラレンズ、ビューファインダーに拡大レンズ、そして自前の眼にも眼鏡。

ちなみに、M3のビューファインダーは35MMレンズを想定していないので、そのほかのMシリーズより大きく、そして明るく見えます。ですので50MMのF2ズミクロンでもM8よりM3の方がピントを俄然取りやすいのです。私でも余裕です。(実はM8では50MMズミでもピント合わせがきつかったのは内緒です。)

ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト

さてさて、それでは私が使っている90MMのレンズはと言いますと、これになります。
マンドラー・レンズには実は90MMが豊富にあるのですがもっとも有名所ではこのエルマーでしょう。
ご存じの方も多いと思います、通称"トリプレット"というレンズです。ライカのトリプレットといえばこのレンズですので、調べれば色々情報は出てきます。

軽いですし、M8に装着したときの表情も端正でして、手軽にスナップしたい場合は、一種の正解の形がM8+トリプレットかもしれません。(ピントも俄然合いますよ!)
単純にルックスがいいですよね。

この重さという奴は本当にやっかいですから、街中でサラッとファッションスナップなんてこれくらいが最高です。(私の中では、人間にフォーカスして撮られた写真はもれなくファッションフォトグラフだと思っております。別に奇抜なファッション学生の写真を撮ってブログにあげるためではありません。)
90MMのズミクロンは重いですし、もちろん135MMエルマリートも重い。その点、羽が生えたように軽いのがこのトリプレットの良さですね。
もちろん、写りも良く、ライカがまさかコスト削減のために3枚玉を作るわけが無かろうという、哲学の範疇で最高の3枚玉を実現したのがこの一本なのです。
おそらく世界最高の三枚玉だと思います。

カメラレンズの中には沢山レンズが入っています。
コスト削減には中のレンズの枚数が少ない方が良い、カメラレンズ本体も軽くなりますから、少なくできるならその方が良い気がします。
ガラスの壁が多いと言うことは障害が多いと言うことですから、その分、光の邪魔をします。少ないとその分解像度もあがるでしょう。
しかしカメラレンズはそんなに単純なお話でないのはお分かりでしょう。(詳しくはどうぞご自分でお願いします。そもそもくわしく私では説明しかねます。)
とりわけ究極までそぎ落としたライカレンズの形がこの90MMエルマーのトリプレット(5947本)。3枚レンズはライカでは最小枚数でして、このエルマーのみです。
カミソリのようなシャープな写り、解像度の高さから昔の写真家は "カミソリエルマー" と呼んだそうです。

ファッションフォトグラフに興味のある方はぜひ探してみて欲しい一本です。

ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト

私の好きなアクセサリーの一つに、こんな物もあります。

"卓上三脚"。

テーブルトップトライポッドとでも言いましょうか?
スローシャッターを気軽に押せるのが良いです。

ライカ沼の住人_サルト

別に何かの上に置かなくとも、このように畳んで、肩でホールドして使う事も出来ます。通常の手持ちでの限界のスローシャッターから1段階または2段階遅いスローシャッターを切ることができますね。

ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト

これらも無論色々なタイプがありますから、自分の好みで組み合わせてつかえます。

ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト


私が発見したボディのケースに最適なものは実はこれ。
もう皆様ならお分かりでしょう。

お、お分かりですよね? それとも自分では磨かないので、私が何を言っているか分からりませんか?

シューポリッシュ用のブラシケースです。
これが意外や意外。ちょうど良いサイズ感なんですね。

ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト

フィルム入れもブラシケースです。
非常に凡庸性があります。というかカメラ使いにはちょうど良いサイズ感のケースなんですね。

ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト
ライカ沼の住人_サルト

こういった純正のヴィンテージのストラップもありますが、今は使っていません。
M8には新しいデジタルMになってからの太めのストラップを使っています。
どうしても重たい135MMなんかを使う場合は太めのストラップでなければ首が死んでしまいます。
M3にはそのケース自体にストラップが付いていますから必要ありませんね。

ライカ沼の住人_サルト

さて、こんな感じでお送りしてきました今回のライカの件はいかがでしたでしょうか?
ずいぶんとさわやか仕立てでお送りしてきたつもりでしたが、少しばかし沼感でていたでしょうか?
沼は深ければ深いほど溺れがいもありますから 、はまって死ぬにはライカ沼はちょうど良いかもしれません。
ビスポークスーツ沼では納期が長すぎて冷めてしまう人もいますから、一気に気持ちよく溺死しづらいかもしれません。

前にもお伝えしたとおり、私は沼のほとりでお茶しているタイプのライトユーザーですし、きっとこれくらいにハマるのが一番おもしろいかもしれません。
皆様もあまり行きすぎずに健康なライカライフをお楽しみください。
沼にはまってしまっても、基本私は助けませんから、お気をつけくださいね。