SARTO

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column

最近は随分とサクサクやっているなぁ、なんて言われている気がしております。お世話になっております、をさないです。

気づけばこのSRCも6年目に突入してしまいました。自分でも "え!!"っと思っていまして、恥ずかしながら実際に指をおりながら確認した所、やはりまる5年が過ぎ、6年目に突入している模様です。
どこの出版社はもちろん、映画製作会社からも連絡は頂いておりません。もちろん、私が断っているわけでもありません。ただただ、連絡がないだけなのです。
まぁ、どうやって映画にすれば良いんだろうか?っと言われればそれまでですが、そこはクリエイティブな方々が上手くやってくれれば有り難いですね。
そして、アニメ化、ラジオドラマ化、ラノベ化とメディアミックスしていく予定でいるのですが、どこかで連絡が滞っているのでしょうか? 一切そういった連絡はありません。

そういえば、私は "Savile Row" のワードを登録していて、Savile Row界隈のニュースやつぶやきがあれば、スマフォにお知らせがあるようにしているのですが、(その殆どが、グレイの歌詞BOTだったりするので、グレイさんのファン以外はあまり必要がないかもしれません。)以前に、急に"Savile Row"が 乱発され軽いホットトピック化しておりました。
それは無論このSRCが炎上したわけではないのですが、(残念ながらだれもSRCについて語っていないようです。)どうやら、同人誌かなにか、BL的なマンガで遂にSavile Rowテーラーと靴職人の見習いの2人がイケない関係になってしまったようで、世の腐女子(スーツヲタ、フォーマルヲタの類の腐女子でしょうか?)が発狂していたのでした。
"Savile Row"なんて、日本ではある一定の洋服ヲタしか知らないような場所であったのですが、今ではグレイファン、または一部の腐女子の方にとっては一般男性よりも慣れ親しんだワードなようです。
寧ろ、"少しファッション詳しいです"、っと得意顔な人に限って、"Savile Rowはロンドンのテーラーが集まる地区で、スーツの聖地だからね。" なんて呟いている模様です。こんなツイッターばかしです。(いい加減 "Savile Row"のワードフォローやめようかしらん。)
Savile Rowはロンドンのウエストエンド、<メイフェア地区>にある一本の<道路>で、そこには仕立て屋が集まっています。それ以上でも以下でもありません。
グレイが歌うSavile Row3番地は、昔 "アップル"というビートルズの会社があったことでミュージシャンの間でも有名です。ちなみに今はアバクロ・キッズになっています。
一昔前は、そこの扉は世界中から集まるビートルズのファンがメッセージを書くため常に汚かったものですが、今では香水の匂いしかしません。
伝説のSavile Rowライブももちろん3番地でした。
最近の新しいビートルズの映画 "Eight Days A Week"の最後でも見ることができますね。(気になる方はぜひ見てみてください。もうこの世にロックスターは居ないのだと感じると思います。)

まぁ、せっかくなので夢があることを一つ言うのなら、もしかするとSavile Rowテーラーと靴職人の恋愛はゼロでは無いのかもしれない、ということです。ゲイの方もいますからね。 (※ 今、間違ってこのSRCに来てしまった腐女子の方に向けてコメントしております。)

さて、またいつもどおり長くなってしまいましたが、どんどん行きましょう。

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これは前回のプリンスこと、のちのエドワード8世の写真の別のカットですね。オーヴァーコートが同じコートです。
それにしても大きなトップカラーですよね。
目の詰まったオーヴァーコーティングはクロンビー社お得意のメルトン調の物ではないでしょうか?
また今度やりますが、このクロンビー社はビーフでも有名なスコットランドのアバディーンと言う場所が発祥でして、それがまたとんでもない場所です。実際ググってみてください。
もうコート生地以外に必要なものは無いくらいの場所です。
このクロンビー社のタグがピンからキリまであるクオリティのコートの裏地についているため、イギリスではオーヴァーコートはクロンビーコートと呼んでしまうほどです。
チェスターコートよりも一般的にオーヴァーコートはクロンビーコートと呼ぶほうが多いですね。

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膝上(膝丈かな?)ですがこんなにもクラシックになるんですね。こんなシングルのチェスターコートはシビレてしまいますね。これくらいの丈は日本人にもベストな丈かもしれません。

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先程よりも若干長めな着丈ですね。
クロンビークロスにセミピークドなラペル、トップカラーを大きめにとっておきますと、寒い時に襟を立てた時により防寒性もでます。
コンパクトなVゾーン、ラペル幅のバランス等、非の打ち所がありませんね。是非参考にしたい位ですが、お店に行ってさらっと見つかるようなコートで無いのは
明らかです。

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前にもあったお葬式のシーンの別カットです。
真ん中、エドワード8世の着丈もそうですが、(彼は特に長めが好みなんでしょうね。)皆帽子を手に持っていることにも注目したいです。
外なのですが、特にフォーマルな式典で民衆の目が集まるパブリックな場ですので帽子を脱いでいるのでしょう。
特別な敬意を表しているのだと思います。

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これは、フロックコートですね。中にはウエストコートを着ております。ジャケットを着れるようなゆとりはありません。
強いて言えば、"スリーブドウエストコート" という簡単なコットン生地でできたような袖を付けられたウエストコートがあります。防寒性が必要であればそういった選択があったかもしれません。

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これはシングル、フライフロントでピークドラペルですね。こういうのはありそうで無い仕様ですよ。これは30sのようですが、ヴィンテージでこういったコート探してみればわかると思います。もしも見つかったら、そうですねぇ、なんかスミマセン。。。(シングルのピークドラペルは30sでは結構流行っていたのですが、実際にオーヴァーコートで見たことはありません。)
とりあえずフライフロントのシングルなんてものは基本通常のノッチドラペルですから。
これが彼の感度の高さなのだと思います。

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ばんばん本をコピーして、あまりしっかりと記事を読んでなかったのですが、これはきっと当時(1929年〜30)の炊き出しっぽいですね。Hungry&Homelessとありますから、きっとそうだと思います。
ホームレスっぽくないですけど、世界恐慌が始まりいろいろな人が食べるのにも苦労した時代なのでしょう。
今の炊き出しに比べ、食事を配っている側がこれでもかってくらいポッシュですけど、無論それをとやかく言うネット住民はいなかった時代です。
今の日本ならネットニュースで炎上するでしょうね。"不謹慎だ!"とかなんとか言って、善意ある人達を偽善者扱いするんでしょう。
被災地へボランティアに行ったのに、実家住みのニートにネットで叩かれる。本来なら国民の三大義務を怠っている人間が一番に叩かれて然るべきなのですが、逆に大口で発言する。
そんな、"する人、される人、何もしない人" の三権が見事なバランスをとって守られる日本の秩序。

"Savile Row" の検索でここに迷い込んだGLAYファンの方は名曲 "グロリアス"で考えてみてください。
"恋に恋い焦がれる人、恋に泣く人、Oh Teenage Memoriesな人" の三タイプの人達で成り立っているのが今の日本という国だと言う話です。