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column

本当にサヴィル・ロウの人間がネルシャツの話なんて出来るのかい?
なんていう懐疑的な思いは一掃できましたでしょうか?
楽しんでいただけておりますか?
シャツのお話を続けています、お世話になっています、をさないです。

60・40(コットン・ナイロン)というアウトドアでは良く聞く有名なアウターシェルはありましたが、55・45というウール・コットンは聞いたこと無いなぁという人も居られたかもしれません。
まぁ、イギリスの伝統的な生地ではあったのですが、最近はずいぶんと見なくなってしまったなぁっといった感じです。
一応シャツのお話を続けたいのですが、今回はちょっと寄り道で、せっかくですので55・45の他のアイテムを是非紹介させてもらいます。

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<Viyellaのドレッシングガウンの広告。50sくらいでしょうか?>

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こちらは70sのViyalla 55・45ドレッシングガウン。家にいてちょっと肌寒い時なんかにサラッと羽織る感じが良いアイテムです。
パイル地ですとバスローブ的に使えるものもあります。

イギリスでは一人一枚は絶対にドレッシングガウンを持っていると言っても過言では無いでしょう。
以前に100%ウールの肉厚なものを紹介いたしましたが、そちらは完全に冬仕様のモノでして、このガウンはコットン100%やシルク100%の薄手の夏物と冬物の中間的な物です。

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AUSTIN REEDがViyellaクロスで作ったものですね。

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これは55・45のタイ。
きっとシャツよりも見つけにくいかもしれません。

今回はあまりタイについて深く掘り下げることは辞めたいと思いますけど、ほんの少し。
タイは使われている生地の質、テキスチャー、テキスタイルデザインでしっかり選びたいものです。
もちろん、作りこみも大事ですよ。しかし、ダサいテキスタイルのものを首に巻くのは憚れます。
いくら良いブランドネームが裏に入っていても、それを見せびらかすわけにはいきませんし、そんなタグどうでもいいですからね、実際。
タイブランド意外で自社でタイのファクトリーを持ってるところなんて正直この世に無いんではないでしょうか?
なので、ブランドネームは基本意味をなしません。ブランドがすることと言ったら生地を選ぶことと、テキスタイルを選ぶことくらいでしょうから、私達もテキスタイルとテキスチャーを基本軸にタイを選べばいいわけです。

それでは話を戻しましょう。こういった、あまり見ないカジュアルなタイも何本か持っておいて損はしないですよ。
無論、ネルシャツにもこういった物のほうが合わせやすいですし。(もし、ネルシャツにタイを合わせなくてはいけないのならば、です。まぁ、稀だとは思いますけど。。)
色もいいですよね。ゲイっぽい発色の色では決してありません。

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こんな合わせ方どうでしょうか?
このシャツはイタリア製のViyella80・20(コットン・ウール)。(比較的最近の物です。)
雰囲気はカジュアルなネルシャツというよりも、若干ドレッシーですよね。
イタリア製ですが、英国シャツです。 Theイングリッシュ・カントリーチェック・シャツですね。

ウールが混ざるだけでこんなにも雰囲気が変わるものなんです。

それではちょっとスペースが余っていますので、こういった話はどうでしょうか? 

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何が変わったかおわかりでしょうか?
ちょっとカラーの先が立ったのがわかりますか?

これはカラーステイ(カラースティフナーとも言います)を入れたんです。

カラーステイについては賛否が色々とわかれると思います。私もプラスティックのステイはさっさと捨ててしまいます。
しかし、何回も洗っていくと、カラーの先が丸まってきたりと、どうしてもシャープネスを失ってしまう場合があります。(正直このシャツは別にそこまで悪い状態ではありませんし、すでにカジュアルなシャツですから良い例えではありませんが、ご了承ください。)

この際メタルのカラーステイをシャツ屋さんで買うのは手です。
真鍮やステンレスは安く買えます。ティファニーやアスプレイだと高級なシルバー製のを買えます。(シルバーにこだわる必要はそこまでありませんが、男とは時々そういうものでしょうか?けど、高いですよ。)

私は ジャーミンストリートのシャツ屋さんで真鍮のものをずいぶんと昔に購入してそれをずっと使っています。(たしか8枚とか10枚とかのセットだったように思います。それで£10〜15位だったと思います。)

まぁ、もちろん入れない時もあるんですけどね。

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気分を変えたいときはメタルのステイだと、このように衿先曲げて遊ぶことも出来ます

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簡単に曲げられます。
遊びすぎるとまっすぐになりづらくなってしまうので、さすがにシルバーの物ではあまり遊びを効かせたくないかもしれません。