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column

シャツについて、なんだかんだと語り始めました、お世話になっております、をさないです。
前回も結局"コートメーカー"目線で語ってしまったのですが、今回はもう少し消費者目線でシャツについてお話できればと思っております。

きっとシャツの作り方や薀蓄をここでお話する必要はないでしょう。皆様に今更そんなことを話すのは野暮というものです。
長い間わざわざ、このSRCで私の乱文に付き合ってくれているような方々ですから、もしかしたら何を書いた所で"もっと、ちがうのくれよ!"と言うのではないでしょうか?
皆様は相当の欲しがりだと、勝手にこちら側で想像しておりますが、まぁ、そう間違いではないでしょう。
本当に書いているこっちの身にもなってください。何を書けば満足してくれるのか、なんならいっその事、キム・カーダシアンのケツ(詰め物あり)を凌駕する私のケツ(詰め物なし)の曲線美を惜しげも無く披露してみようかと思うほどです。(もしかするとマークジェイコブス辺りが"いいね"してくれるかもしれません。)

フェイスブックに私のケツのファンページなんかが出来た時は皆様も"いいね"よろしくお願いします。
インスタグラムに私がケツセルフィを大量に投下しだしましたら、"調子のりすぎ"と一喝ください。

話を戻しましょう。とりあえず、シャツについてでした。間違っても昨今のケツブームのお話では無かったはずです。

私は見つけたら衝動的に買ってしまうシャツが実はあります。
それはと言いますと、、、"Viyellaのネルシャツ"です。
無論ヴィンテージ物になってしまいますが、、、

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一応知らない人のために簡単に補足しておきますと、このViyellaとは1784年から続く老舗のイギリスブランドなんですが、特筆しておくことといえば"世界ではじめてブランド生地を作った"という事です。

1893年に"55%ウール、45%コットン"の生地を作り1894年に商標登録されます。それがそのまま"Viyella"と呼ばれるわけです。
日本語で"ビエラ"なんて言えば"ウールとコットンの生地"と出てきます。
まぁ、そのとおりです。

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しかし、この55・45の生地、実はもう生産されていないんです、基本。今は80・20なんです。コットン80のウール20です。
もちろん、この80・20も素晴らしい生地ですよ。ウールを着ているような肌触りではありませんが抜群の保温性がありますから、冬場はもちろんビジネスの場でも活躍いたします。非常にドレッシーです。

55・45はそうは行きません。完全にカジュアル着ですから、ビジネスでは無理だと思います。そして、ウールのシャツや少々ラフなウール製品に慣れていない人には難しいかもしれません。
100%ウールのシャツに慣れている方はもう気持ちよすぎてチビるかもしれません。もう着ていないみたいなもんです。しかし温かい。不思議なシャツです。

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"ネルシャツ"といえばアメリカ物がやっぱり有名かもしれません。100%ウールしかり、コットン100%しかり、古着屋でも多く見つけるとこが出来ます。(シャモアのシャツもネルシャツでいいとは思うのですが、一応フランネルとシャモアは別物という感じでしょうか?LLBeanのシャモアシャツなんてのも大好きです。完全に"ネルシャツ"という区分でいいとは思っていますけども。)

しかしながらこの"55・45ネルシャツ"は"The英国ネルシャツ"です。これを今探すのが難しいなんて少々残念ですよね。
アメリカ製のネルシャツは1軒の古着屋に何枚もあるでしょうが、この55・45に関して言えば10軒行って1枚見つからないと思いますよ。しかも、サイズが合わなくてはいけませんから、自分に合うのを見つけるのは意外と至難の業です。
なので良いのを見つけた時は"買い"です。しかも、売っている人でさえあまりこの希少性に気づいていない人がいるので意外と穴アイテムです。万が一見つけても意外と安い値札が付いていると思いますよ、きっと。
一度袖を通してもらえば、私がこのシャツのファンである理由がきっと皆様にも分かってもらえると思います。

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<色、生地の雰囲気、どれをとっても最高だと思いませんか?
3つとも似たような縦長の胸ポケットが付いているのですが、もしかしたら同じファクトリーのものなのかもわかりません。
この胸ポケットもビジネスでは嫌煙されがちですが、カジュアルシャツだとマストのデザインだと思います。ジャケットのアウトブレスト・ポケット同様です。2つ着くとアクティブ色が強くなりますが、1つだとよりナードな雰囲気が出ますね。私はどちらかと言えば1つポケット派です。>