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サルト神宮前の阿知良(あちら)です。


最近受けたお直しの中でお直し前とお直し後が判り易い商品がありましたのでご紹介いたします。

RALPH LAUREN(ラルフローレン)のVINTAGEカーディガンジャケットです。
Sサイズを購入したが丈が長く近所のお直し屋さんで着丈を詰めたそうです。
ニットなので裾を切ってしまうとポロポロほつれてしまう為、そのまま折り返して手まつりにてお直し。
本当は7cm詰めたいのですがポケットの裾との差が4cmほどしかなくギリギリで折り返していました。
裾が厚くなりゴワゴワで不自然なのとご自身のバランスではまだ3cmほど長いため暫く着用していなかったそうです。

高額のお直しになりますが途中でカットして繋ぎを編み直す作業でご案内致しました。


knit1.jpg

マルチボーダーの配色が鮮やかで写真映えします。
他店でお直しされた箇所はほどいて伸ばしています。

knit03.jpg

同じ配色のベルトがありましたので並べています。

knit04.jpg

背中にはオルテガ柄があしらわれています。
ベルトループもついています。

knit05.jpg

柄全体のバランスと背中の柄も損なわない様にウエスト辺りのポケット上の緑印の位置で詰める事にしました。

knit12.jpg

カットした残布です。
この残布から糸をほどき、その糸を使って編み直します。
右前身、左前身、背中と3面をそれぞれ編み直しです。
その後、両脇を編み直して繋げます。
文面にすると簡単そうですがかなりの日数をかけて編み直しです。
♬母さんが夜なべをして~♪(笑)
knit06.jpg

出来上がりがこちらです。自然です。単体では判らないと思います。

knit08.jpg

判り易い様にベルトを並べてみました。このたるみ分がカットした分量です。

knit09.jpg

オルテガ柄も無事です。ベルトループも改めて付け直しました。

knit10.jpg

ベルトが伸びてしまっていて柄が途中から合わないですがウエスト部分の赤ラインが二つから一つになっているのが判ると思います。

knit11.jpg

裏はこんな感じです。全くつなぎ目が判りませんね。

今回の商品は平編みなので編み直し作業が出来ましたが縄編みや畦編みなどの編み方に表情がある商品は元の編地を再現出来ない場合があります。

通常のセーターの様に袖口、裾口がリブ編みになっている商品は袖丈、着丈をリブ上からカットしてリブを移動する編み直しで現状を再現した詰めが出来ます。

ニット製品に限らず他店で断られたお直しも諦めずにサルト神宮前にご相談下さい。


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